
私は、米国ETFを購入していますが分配金の受け取りや商品購入には外貨を利用しています。そこでこのドルを保有しているといくつかデメリットがあることに気が付きました。
ドル保有のデメリット
〇銀行倒産時に保護のペイオフの対象外
〇金利がつかない
〇分配金が少ないと再投資に活用できるまで時間がかかる
そこで最近、耳にするのが外貨建てMMFです。いったいどういったものなのか自分自身も勉強のためアウトプットしてみたいと思います。
外貨建てMMFとは
外貨建てMMFとは、Money Market Fund(マネー・マーケット・ファンド)の略で格付が高い、短期の国債や地方債、社債などで運用されるため、比較的安全性が高く、その通貨の金利水準が運用成績に反映される投資信託です。
売買手数料はかかりませんが、円から外貨、外貨から円に交換するための為替手数料が必要です。また、保有期間中には、信託報酬がかかり、分配金には20.315%の税金が課せられます。また、よく外貨預金と比較されており以下のような相違点があります。
また、MMFと外貨建てMMFは別物です。 MMFは、マネー・マネージメント・ファンド (Money Management Fund)の略称です。 主要な投資対象を国債など国内外の公社債や譲渡性預金(CD)、 コマーシャル・ペーパーなどの短期金融資産 とするオープン型の公社債投資信託です。

外貨建てMMFのメリット
外貨建てMMFのメリット
〇利回りが高い
〇為替手数料が安い
〇小額投資が可能
〇解約がいつでもできる
〇証券会社が破綻しても資産が保護される
為替差益・・・1ドル80円→100円になった場合の20円の利益が出ること
為替差損・・・1ドル100円→80円になった場合-20円の損益が出ること
外貨建てMMFのデメリット
外貨建てMMFのデメリット
〇為替変動のリスクがある
〇為替手数料がかかる
〇元本保証されない
効率的な活用方法
外貨を活用するためには、円高と円安についても理解しておかなければなりませんが、簡単に
1ドルが100円から80円になることを円高
1ドルが80円から100円になることを円安
と言いますが簡単に理解するために私はいつも、ドルと円の間にジュースを入れて考えます。
1ドル→ジュース→80円
1ドル→ジュース→100円
100で買っていたジュースが80円で買えるようになった→円の価値が高くなったので円高
80円で買えたジュースが100円でないと買えなくなった→円の価値が低くなったので円安
このことから円高時に購入して円安時に売却すると為替差益と運用益をダブルでゲットできる可能性があります。しかし、円安に振れてしまった場合は長期ホールドを余儀なくされる可能性もあります。
まとめ

今回は、私自身が購入するか考えている外貨建てMMFについてアウトプットの意味を込めてブログにしました。外貨建てMMFは、円高の現在購入するには良いタイミングなのかもしれません。米国株もナスダックやS&P500など最高値を更新しており、購入する時ではないのかなと思うと購入資金を増やすという意味では非常に効果的な運用方法なのかなと思いました。もちろん元本割れのリスクも考慮しなければなりませんし、米国ETFを購入したいタイミングを見定めないといけません。以上のことを考慮して外貨建てMMFの効果的な活用について更に検討していきたいと思います。
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