【楽天SCHD】新NISAで運用する上での注意点3つ

投資
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2024年9月から運用が開始された楽天・高配当株式・米国ファンド(通称:楽天SCHD)が現在、人気が高まり運用益も700億円を突破しています。

そんな大人気の楽天SCHDですが新NISAで運用する上では、注意しなければならない点がいくつかあるので、今回は楽天SCHDを新NISAの成長投資枠で運用していく注意点について記事にしました。

特に投資を始めて間もない初心者の方は、自分が投資している商品のメリットとデメリットについてよく理解しておくことが大切です。

今回の注意点は、他の投資商品の運用を検討する時にも役立ちますので、最後まで読んでくださいね!

買ってから「こんなはずじゃなかった!」と言った後悔をしないように楽天SCHDを新NISAで運用する上での注意点について3点に絞ってご紹介します。

gantaro1985

はじめまして!ミニマリストがん太郎です。
・新卒で勤めた警察官を2023年に退職
・節約家×本業共働き×投資で貯めた資産7,000万円
・私(もうすぐ40代)と妻とのセミリタイア生活を発信
・資産を貯めた方法やミニマリスト生活など発信
・現在は、名古屋へ移住しセカンドライフ開始
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楽天SCHDとは

楽天SCHDについて解説した記事はコチラ

ここでは、簡単に楽天SCHDの特徴などについてご紹介したいと思います。詳細は、上記のブログでご確認ください。

ポイント:出典楽天証券サイト
  • 「シュワブ米国配当株式ETF(SCHD)」への投資が可能な投資信託
  • 本家SCHDは米国の高配当利回り銘柄で構成され、配当収益の確保や中長期的な値上がりを目指す(分配利回り3.5%前後、成長率は8.7%前後)
  • 年4回決算をおこない、原則3か月ごとの分配を目指します(2月、5月、8月、11月決算)
  • NISA成長投資枠の対象
  • 購入時手数料はなし
  • 信託報酬手数料は、0.192%

成長(キャピタル)と分配(インカム)のバランスが取れた素晴らしいファンドとして、本国アメリカでも非常に人気の高いETFであり、日本での登場を待ちわびていた人も多いファンドです。

それがついに楽天証券でも購入できるようになり、購入日から非常に人気の高いファンドとなっています。

しかし、もちろん完ぺきなファンドなど存在しません。当然、この楽天SCHDにも気を付けるべき点があります。

特にNISAという非課税枠を使用する上では注意点がありますので、詳しく、確認していきましょう。

楽天SCHDを新NISAで運用する上での注意点3つ

出典:Google
楽天SCHDを新NISAで運用する注意点3つ
  1. 分配金は円受取り(ドルでの受取り不可)
  2. 分配型コースかの変更がNISAでは不可
  3. 分配金再投資は、非課税枠を消費する

楽天SCHDは、名前からもわかる通り、楽天証券からしか購入できません。

購入を検討している方は、楽天証券の口座開設をしなければなりません。

また、他の証券会社でNISA口座を解説している方は、楽天証券でのNISA口座移管手続きをする必要があります。

分配金は円受取りのみ(ドルでの受取り不可)

アメリカのETFを購入する際は、購入も受取も基本は、ドルでの受取りになります。

楽天証券では、円として受け取る設定も可能です。

しかし、楽天SCHDは円で受取る選択しかありません。

分配金をドルで受取りたいという方には、注意が必要です。

そん人いるの?と思うかもしれませんが、自分でドルから円に転換する際に手数料が発生していることを考えるとドルのまま保有したいと思う人もおり、ドルで再投資をしたいと考える人もいるからです。

特にETFで米国ファンドを運用している人は、基本的にドルで分配金を受取り、自分で再投資なり円転しているので、選択肢が1つ減ると考えるとデメリットと言えるでしょう。

分配型コースからの変更がNISAでは不可

楽天SCHDを購入する際に、再投資型と受取型の選択ができます。

特別口座で運用している場合は、コースの変更は、簡単に行うことができます。

しかし、新NISAで運用する場合は、分配型コースへの変更選択が不可となります。

つまり、一番最初の設定で慎重にコース選択をする必要がありますね。

個人的な意見ですが、資産の最大化を目指すのであれば、S&P500や全米株式、全世界株式(オルカン)などのインデックス(指数)に投資する方が資産の最大化を狙えます

再投資型を高配当を謳う商品で選択する理由はあまりないのではないかと考えます。

また、分配金で日々の生活を充実させたいと考える人は、楽天SCHDは分配型コースを選択する方が良い言えます。

高配当投資は、成長性を分配という形で還元しているので、高配当投資をするのであれば、分配型を選択する方がベターと言えるでしょう。

分配金再投資は、非課税枠を消費する

NISAの成長投資枠のみで購入できる楽天SCHDですが、分配金を再投資する際には、非課税枠を消費して再投資するという注意点があります。

例えば非課税枠が残り50万円で分配金再投資を選択していた場合、10万円の分配金があれば、残りの非課税枠が40万円になるということです。

インデックスファンドで大人気のeMAXIS Slimシリーズは、分配金を内部で再投資するため、非課税枠の消費がありませんから今回のように非課税枠の消費を気にする必要がありません。

このことからも楽天SCHDなどの高配当投資で分配型を、インデックス投資では、再投資型を選択することが最適解と言ええるでしょう。

分配型と再投資型の選択する基準を持とう

分配型を選択する基準
  • 高配当株式ファンドと相性が良い
  • 分配金を日々の生活や貯蓄、再投資などの自由度が高い使い方ができる
  • 分配金にも税金が掛かることを覚えておこう
再投資型を選択する基準
  • インデックスファンドと相性が良い
  • 再投資をすることで、複利の力を最大化することができる
  • 税金を極力、抑えることができるため、長期的な運用に向いている

分配型と再投資型を選択する上では、資産の最大化を狙うのであれば、再投資型を。分配金で自身が自由に使えるお金を手元に置きたいのなら分配型を選択するのが最適解だと思われます。

商品の組み合わせとしては、

再投資型であれば、インデックスファンド

分配型であれば、高配当株式ファンド

を選択するのが良いでしょう。インデックスファンドは、複利の力を利用して指数関数的に資産が増加していきます。

これに再投資の力を加えると分配金による余分な税金を支払わずに済むため、資産の最大化を加速度的に目指すことが可能です。

逆に高配当株式ファンドは、資産の最大化を犠牲にする代わりに配当金という形でファンド保有者に利益を還元してくれます。

そのため、高い利回りの高配当株式で再投資型を選択するよりは、分配型を選択し日々の生活を充実させたり、自分が欲しいものや貯蓄に回すなど、自由度の高い使い方が魅力です。

おわりに

今回は、大人気の楽天SCHDにもNISA口座で運用する上での注意点があることについて解説しました。かなり細かい話ではありますが、これを知らずに投資をしてしまうと後で大きな後悔につながる可能性があると思いご紹介しました。

楽天SCHDは、非常に魅力的なファンドであることは、間違いありませんので自分の投資方針に合った購入をおススメします。

私個人的には、楽天SCHDは、分配金を受取り日々の生活を充実させる運用方法がベストだと考えます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

人生一度きり!右肩上がりでいきましょう。

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