私と妻は、ミニマルに生活し人生で大切なことは所有することではなく、どれだけたくさんの経験をするかが大切だと考えています。
この考えは、DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルールという本に書いてあり、「人生は経験であり、経験の積み重ね」であるという考え方を実践しているためです。
そんな私達は30代夫婦なのですが、亡くなった後の葬儀の方法や納骨についても既に話し合っています。
私達は、ミニマリストらしく費用や時間を掛けない「直葬」と「海洋散骨」という方法を考えています。
今回は、私達の終活、特に葬儀と納骨について話し合った内容についてご紹介したいと思います。
終活について夫婦で考えてみた
葬儀の方法:直葬という方法
〇一般的な葬儀の流れ
臨終→お迎え・安置→納棺→通夜→告別式→出棺→火葬→骨上げ
〇直葬の流れ
臨終→お迎え・安置→納棺→通夜→告別式→出棺→火葬→骨上げ
読み方は、直葬と書いて「ちょくそう」と読みます。
直葬とは、通常のお葬式で行う「通夜」と「告別式」を執り行わず火葬するという方法になります。
直葬のメリットとデメリットについては、下記のようになります。
引用元:小さなお葬式
私と妻は、既に二人で話し合っているため、自分達の葬儀にお金や時間を使う必要はないと考えています。
このことから自分たちが亡くなった際は、直葬で火葬しようと決めました。大切な人が亡くなり、大変な時期にお金と心身を負担し疲弊させる必要はありません。
また、費用も概ね5分の1程度に抑えられるところに大きなメリットを感じます。
亡くなってお金を掛けるよりも生きている人にお金を使ってもらう方が私達にとっては、重要な事であり残ったお金で生活していってもらう方が相手のためにもなると考えました。
お寺に納骨できないという問題もあるようですがそれについては、下記の「海洋散骨」という方法を考えています。
骨は、海に撒いてほしい(海洋散骨)
これもお互いに交際直後から同じ価値観でした。
二人で「亡くなったらお墓に入るよりも海に散骨してほしい、管理もしなくていいし、海が好きだから」と意見が同じだったことが衝撃的で今でもよく覚えています。
2024年現在は、海洋への散骨を違法とする法律はなく、基本的には問題ありません。しかし、各自治体ごとにルールがあり、勝手に散骨することを禁止している場合があるそうです。
また、既にお墓に納骨した遺骨を取り出す場合には、許可が必要であったりと手続きが必要になりますので、自治体や葬儀屋さんに相談することをお勧めします。
引用元:海洋散骨トワエHP
私達にとっては、「これが理想的な散骨方法だよね」と話し合い、時間があれば様々な生き方への価値観を擦り合わせております。
私と妻は、海洋散骨を考え今後、みんなの海洋散骨に相談しようと考えています。こちらの業者は、全国海域対応,粉骨費用込み,追加費用なしの安心の葬送業者として明瞭な価格を提示してくれることで有名なので、検討している方や話を聞いてみたいという方は、一度相談してみてはいかがでしょうか?
無用な手続きを避けるためのミニマリズム
「所有はコスト」と言われるように所有するモノが多くなればなるほど、多くのコストが掛かります。特に大きな金額になればなるほど、手数料や維持費が掛かります。
不動産、車、貴金属など形あるものは、契約書、手数料、税金、保管管理コストなどが掛かります。
さらにこれらを相続すると、手続きがもっと煩雑になります。
今はまだ、30代なので気になりませんが高齢になり判断力や体力が無くなっていく中で、このような手続きや判断をしていくことは、非常に労力とコストが掛かると考えました。
そのためにも可能な限り所有するモノを減らし、契約を交わさず、身軽に生きていくことが老後を楽しく生きるコツなのではないでしょうか。
私達夫婦は、今後もミニマルライフを継続し、身軽な人生を豊かに生きていきたいと思っております。
家族と終活について話しておくことは大切
人生は、一度きりしかありません。当たり前のことですが普段、私達が忘れがちなことです。
亡くなった後のことを考えておくことにより、より「今」を充実させることを考えるようになりました。
私が大好きな本、DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルールでも人生は経験の積み重ねという名言があるように人生で大切なことは思い出であり、経験だと考えています。
また、お子さんがいらっしゃる方や高齢の両親がいる方は普段、亡くなった後の話をしづらいと思いますが、残された人が大変な思いをできるだけしないように話し合っておくことも必要なのかもしれません。
私は両親に、二人が亡くなった後の話をしたところ、喧嘩になってしまったこともあり、それ以降、亡くなった後のことや今後についての話もしなくなりました。
やはり、いきなりなんのまいぶれもなく亡くなった時の話をするのは気分がいいものではありませんが、生きているからできる話でもあるので、家族との関係性やタイミングを考えて話をすべきなのかもしれません。
もちろん、人の価値観はそれぞれなので、私も必要以上にこの話はしませんが、私自身は亡くなった後の話や相続に関する話は、しっかりしておく方が良いと考えております。
もし、自分に子供ができたとしたら20歳になるまでには、自分の死んだ後の話をしたいと思っております。
おわりに
YouTube動画を観ていたところ、ミニマリストしぶさん(代表作:手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法)が「直葬」について、動画にしている人を観て、直葬について調べてみました。
これこそ理想の葬儀だなと思い今回、ブログにしてみました。しかし、一番重要なのは今を充実させることですから、まだまだ元気で生活できるように健康に気を付けていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
人生は一度きり!右肩上がりでいきましょう!
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