【本要約】おすすめ書籍DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

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書籍DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルールは人生の歩み方について何が重要なのかを教えてくれた一冊でした。

私の人生に大きな影響を与えた本と言っても過言ではありません。

和訳するとゼロで死ねという過激なタイトルとなりますが著者は一貫して経験にお金を使えと私達に伝えてくれています。

今回は、FIREやセミリタイアを目指している方の必読書DIE WITH ZERO(ダイ ウィズ ゼロ)についてご紹介したいと思います。

gantaro1985

はじめまして!ミニマリストがん太郎です。
・新卒で勤めた警察官を2023年に退職
・節約家×本業共働き×投資で貯めた資産7,000万円
・私(もうすぐ40代)と妻とのセミリタイア生活を発信
・資産を貯めた方法やミニマリスト生活など発信
・現在は、名古屋へ移住しセカンドライフ開始
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DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

2020年9月20日発刊

ビル・パーキンス(Bill Perkins) (著)

 児島 修 (翻訳)

DIE WITH ZEROは、FIRE(経済的自由と早期退職)の方法を教示するというよりは人生の生き方と経験の重要性について教えてくてる本となっています。

2024年になってもその人気は変わらず多くの人達に読まれています。

この本もFIRE(経済的自由と早期退職)について書かれた本という位置づけですが他の本との違いは、「お金を貯めすぎるな、経験につかえ」と本書の中で幾度となく伝えてくる点です。

他のFIRE本は、お金を貯めることや増やすことを重要視していますがDIE WITE ZEROはお金を残さずゼロで死ぬことを目指せというのです。

Amazonから引用

【39万部突破! 口コミで話題沸騰‼】
★2024年「読者が選ぶビジネス書グランプリ」ロングセラー賞受賞★
★2024年上半期ベストセラー ベスト10入り(ビジネス単行本/日販・トーハン調べ)★
★「カズレーザーと学ぶ(日テレ系)」で紹介★

お金の「貯め方」ではなく「使い切り方」に焦点を当てた
これまでにない「お金の教科書」

経済学者、起業家、ニューヨークタイムズ紙なども絶賛!
あなたの人生観を ガラリと変える
「人生が豊かになりすぎるお金の使い方」とは?

DIE WITE ZERO目次

がん太郎
がん太郎

このDIE WITE ZEROで人生で大切なことはたくさんの経験だという事を教わりました。ボクも実践して旅行へ行き美味しいものを食べ妻との時間を大切にしています!

  • ルール1:「今しかできないこと」に投資する
  • ルール2:「一刻も早く経験」に金を使う
  • ルール3:セロで死ぬ
  • ルール4:人生最後の日を意識する
  • ルール5:子どもには死ぬ「前」に与える
  • ルール6:年齢にあわせて「金・健康・時間」を最適化する
  • ルール7:やりたいことの「賞味期限」を意識する
  • ルール8:45~60歳に資産を取り崩し始める
  • ルール9:大胆にリスクを取る
DIE WITE ZEROを読み実践していること
  • 新しい事へチャレンジする気持ちを忘れない
  • 妻といる時間を大切に旅行や食事の時間を楽しむ
  • お金を増やすことばかりでなく、お金で買える経験をする

人生は経験の合計

「今しかできないこと」に投資する

本書で、多くの人は喜びを先送りにしすぎていると言います。

自分が何をすれば幸せになるかを知って、その経験に惜しまずにお金を使うこと

が何よりも重要であり、この本書の核としています。

日々の節約することでお金は増えるかもしれないが「人生の充実度を高めるふさわしい経験」という貴重な資源を失っているのです。

本書では何度もこの「経験に時間とお金を使う」ことの重要性を説いてきます。

家族との時間、見知らぬ場所への旅行、美味しい食事・・・私達は、お金を稼ぐことに夢中になり経験をする時間を失っていることに気が付かせてくれます。

一刻も早く経験に金を使う

「人生で一番大切な仕事は思い出づくり」である

この言葉が私の中で大きく刺さりました。モノは買った瞬間から時間経過と共に価値が低減していきます。

しかし、経験や思い出は、時間が経つごとに思い出は美しいものになり、その価値は増していき、記憶の配当として人生を豊かしていくのです。

また、経験をできるだけ早く若いうちに経験することが大切です。20代で一人で行く海外一人旅と50代になって行く海外旅行では、得られる経験や思い出の時間が圧倒的に若い時の方が価値が高いと言います。

つまり、その時しかできないことに今すぐお金を使うべきなのです。そうして「記憶の配当」からの複利を享受しながら、人生の充実度を高めていきましょう。

「記憶の配当」の複利が年齢を重ねるごとに大きくなり、やがて死ぬときにその資産が最大となります。これだけ幸せなことはないのでは?と考えてしまいますね!

ゼロで死ぬ

日本人の年代別の資産保有総額

年代平均値中央値
20歳代  151万10万
30歳代599万130万
40歳代811万180万
50歳代1,212万200万
60歳代1,862万530万
70歳代1,683万650万
家計の金融行動に関する世論調査[総世帯](令和5年)から引用

上記は、金融広報中央委員会による令和5年度、家計の金融行動に関する世論調査における年代別の総資産保有額になります。この調査から日本人は、年齢を重ね死ぬときに一番お金を持っていることがわかります。

本書でも「お金をひたすら稼ぐこと」ばかりに注力してお金を使うことをせずに死ぬ人の多さに一石を投じています。

著者は、「ゼロで死ぬ」ことを目指して、お金を人生が豊かになること割くことが大事であるとし。なんとなく稼ぎ続けても、年を取るとお金は使わなくなる。

最終的にほとんどの人はお金は使い切れずに亡くなっていくことに苦言を呈しています。

資産を切り崩すタイミングを見極める

がん太郎
がん太郎

中々、増やした資産を切り崩すことに抵抗がありますよね。

でも、いつかは使わないと無駄なお金になってしまうんだと思ってタイミングを見極めないといけません!

私達は、「純資産を減らすポイント」を明確につくることをすべきであり、まだ経験から多くの楽しみを引き出せる体力があるうちに、純資産を取り崩していくべきなのです。

本書の中では、死ぬまでに必要なお金の計算を

死ぬまでに必要なお金=(1年間の生活費)×(人生の残りの年数)×0.7

という式で表している。もちろんこれは米国ドル計算であり、残りの人生などわかるかけもありません。しかし、これに色々な数字を当てはめて試算してみることを勧めています。

おわりに

今回、DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルールをご紹介させていただきました。人生論としても是非一度読んでいただきたい一冊となっています。

過激なタイトルですが私達は、普段どうしても死ぬことや時間を意識せずに普段の生活を送っています。しかし、本書は年齢を重ねるごとに経験の価値が目減りしていくことを何度も繰り返し訴え、教えてくれました。

この本との出会いで私の人生の考え方が変わり、色々なことにチャレンジしようと勇気をもらえることができました!

最後までご覧いただきありがとうございました!

人生は一度きり!右肩上がりでいきましょう!

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