【本要約】FACT FULNESS(ファクト・フルネス)【世界は白と黒では語れない】

おすすめ
記事内に広告が含まれています。

ご訪問いただきありがとうございます。

FACTFULNESS(ファクトフルネス) は、ハンス・ロリングス氏によって書かれた本です。この本は、事実=FACTに基づき、あなたがこれまで思い込んでいた世界の真実が間違っていることを教えてくれる本です。

それと同時に「世界は、良くなっている」ことを実感できる内容が三択式のクイズ形式でいくつも書かれています。この本を読むことで世界経済は今後も続くことが予測でき、結果、世界やアメリカへのインデックス投資が投資の最適解であることがわかります。

経済成長するからこそ、投資をしても利益が生まれます。ぜひこのロジックを知って情報強者になりましょう!

gantaro1985

はじめまして!ミニマリストがん太郎です。
・新卒で勤めた警察官を2023年に退職
・節約家×本業共働き×投資で貯めた資産7,000万円
・私(もうすぐ40代)と妻とのセミリタイア生活を発信
・資産を貯めた方法やミニマリスト生活など発信
・現在は、名古屋へ移住しセカンドライフ開始
𝕏(旧Twitter)も運用していますのでフォローもよろしくお願いします!

gantaro1985をフォローする

【本要約】FACT FULNESS

FACT FURNESSの要約
  • 人間は本能的に悲観的な思い込みをする
  • ニュースは、悲劇を演出し人はそれに影響を受けやすい
  • 世界は思ったほど悪くなっていない
  • データや事実(FACT)に基づいた視点で問題を読み解くことが重要
  • 世界経済は、今後も成長していく

日本も世界もなんとなく、悪い方向へ進んでいると思い込んでいる人が多くいます。犯罪は多くなり、貧富の差は拡大し、戦争により多くの人が亡くなっている・・・本当にそうと言えるでしょうか?

確かに日々、凶悪な事件や戦争がニュースで流れ、未来に不安を抱く人が多くいるでしょう。しかし、これは人間が本能的に作り上げた思い込みの力が強く影響しています。

なぜなら、実際には日本の刑法犯認知件数は減り続け、飢餓で死ぬ人は減り、世界の人口は増加し続けています。子供の識字率は上昇しており、発展途上国の貧困も改善されている現実が本書の中で書かれています。

この人間の思い込みについて、10の思い込みに分類して原因であると本書には紹介されていますが、今回はその中から特に私たちの身近にある思い込みを3つピックアップしてご紹介したいと思います。

世界は思ったほど悪くない

10の思い込み
  1. 分断本能
  2. ネガティブ本能
  3. 直線本能
  4. 恐怖本能
  5. 過大視本能
  6. パターン化本能
  7. 宿命本能
  8. 単純化本能
  9. 非難本能
  10. 焦り本能

本書の中では、10の思い込みが書かれていますがこのうち、分断本能、ネガティブ本能、非難本能について解説していきたいと思います。

これを知ることで「正しい情報を読み解く重要性」、「正しい情報を取捨選択する力」、「情報を鵜呑みにしない」ことの重要性を理解することができるようになります。

分断本能【世界は白か黒では語れない】

 世界は、

「先進国」と「発展途上国」「富裕層」と「貧困層」、「善」と「悪」

に分かれているという思い込みです。

実際は、世界は二分されておらず、経済的な状況や健康状態など、多くの面で連続的な変化が見られます。ほとんどの国が中程度の収入に属しており、豊かさの段階は徐々に進んでいるのです。

これと同じことが身近でも存在しており、人はなんでも白黒つけてしまうものですが、実際、世の中はグレーゾーンが一番多く存在するのです。

特にお金については、このグレーゾーンが多く存在し、節税と脱税(マイクロ法人の活用や家事按分の配分、経費の範囲など)のグレー部分や合法な部分を活用して資産形成の拡大に活かすことができます。

ネガティブ本能【ニュースに騙されるな】

最近では、テレビでの不安を煽るニュースを嫌いネットから情報を入手する人も増えているように感じます。しかし、今後はネットでも不安や怒りを煽るサムネで

世の中ってどんどん悪い方向へ進んでいる

と思いがちです。

しかし、ここでも著書は、データを基に世界がどんどんよくなっていることを証明していきます。識字率の上昇やオゾン層の回復、ワクチンを接種する子供の増加など、改善されていることはたくさんあるのにこれらはあまり知れていません。

なぜでしょうか?それは、そんなニュースでは数字を稼げないからです。不安や恐怖ほど人は本能的に見てしまうのです。

これを知ることで偏向した情報を鵜呑みにすることなく取捨選択することができるようになり、より真実に近い情報を入手することができるようになります。

非難本能【原因自分論で行動せよ】

問題の原因を特定の個人やグループがすべての原因であると思い込んでしまうことです。

問題の原因は複数あり、システム的な要因が絡んでいることが多いです。責任を押し付けるのではなく、根本的な解決策を模索することが大切です。例えば、環境問題の原因を特定の企業や国に押し付けるだけでなく、全体の行動を変える必要があります。

大きな世界の出来事は、自分一人ではどうにもなりませんが、少なくとも自分の行動や結果には、原因自分論で行動していきたいと思います。他人の責任にすることは、改善策が生まれませんが自分に原因があると考えれば解決策を見つけ出すことができます。

データや事実(FACT)に基づいた視点で問題を読み解く重要性

上記以外にも多くの思い込み(本能)について、詳しく解説しているので気になる方は、ぜひ本書を読んでみてください。

さて、データや事実を読み解くと言っても実際に、データすら改ざんされている可能性もあるので一体何が本当のことなのかを自分で判断しなければなりません。

正しい情報の入手方法
  • 複数の媒体、ソースから情報を入手する
  • 数字とデータを確認する
  • 根拠を確認する(論文や本など)

正しい情報を得ることができなければ、正しい判断もできません。正しい情報を入手するよう多くの媒体からの情報とデータを確認することが大切です。

よく、インフルエンサーのひろゆき氏が「データってどこにあるんすか?どこにそんな論文がるんですか?」と言っているのをご存じですか?

頭の良い人は、伝聞(聞いたことがある、誰かが言っていた)、予想(~だと思う、~だろう)と言った根拠がない言動を避ける傾向が強いと感じます。

世界経済は、今後も成長していく

世界の人口は、今後も増加していくことが著書で書かれています。つまり、労働人口は今後も増え続けるため、世界経済は成長していくと予測できます。これは歴史が証明しています。

この根拠を基にアメリカや世界に投資をするS&P500全世界株式(通称オルカン)への投資を勧めるインフルエンサーが多くいるのです。この事実を知って投資をするのと、知らずに投資をするのでは大きな差が生まれます。

なぜなら、経済成長を確信して投資をすれば、暴落しても精神的な不安を緩和できるからです。2024年8月、日本銀行の利上げ観測でパニックに陥った状況を思い出してみてください。あの暴落ですら、狼狽売りに走り、新NISAを辞めて資金流出したとニュースになっていました。

しかし、もし経済成長への予測が高いものであれば、強い意志を持って投資を継続するという選択を選べるのではないでしょうか。経済成長について知っているかいないかは投資をする上では、とてつもない差です。

おわりに

過激なサムネや動画、ニュースなど世の中は、悲劇や最悪を予感させる出来事で溢れています。しかし、冷静に事実を判断できるようにデータから読み解けるようにしていきましょう。

私自身、この本を読んでからより、インデックス投資の成長性を確信しました。新NISAとの相性抜群ですね!

最後までご覧いただきありがとうございます。

人生は一度きり!右肩上がりでいきましょう。

コメント