富裕層になっても、生活を変えないことが富裕層になる秘訣

資産1億円突破しました。

自民党の総裁選により、高市新総裁の誕生。これに伴い、円安と株高が一気に進行しました。
その流れの中で、私の資産がついに1億円を突破しました。
長年コツコツと積み上げてきた結果が、ようやく数値として可視化された瞬間です。
野村総合研究所の「金融資産ピラミッド」によると、金融資産1億円以上の世帯は「富裕層」と定義されています。
これは、日本全体の上位約4〜5%にあたる水準です。
しかし、資産がこの金額に到達したからといって、日常生活が劇的に変わることはありません。
数字の上では節目でも、心の中では「この調子でいけば安泰だ」という安堵の気持ちのほうが強いのです。
結局のところ、資産形成の原動力は「派手さ」ではなく、「地道さ」にあると改めて実感しています。
いつの間にか富裕層になっていた
「富裕層になった」と言われても、正直なところ実感はありません。
生活はこれまでと変わらず、節約を意識し、無駄な支出を避ける日々。
洋服はユニクロ、車は持たず、家も賃貸。そんな質素な生活スタイルは、資産が1億円を超えても全く変化がありません。
むしろ、その倹約こそが資産を築いた要因ですので、今後もこの生活を継続していくでしょう。
本当に感覚としては、「いつの間にか富裕層になっていた」です。
多くの人は「お金が増えたら生活を豊かにしたい」と思うでしょうが、私はその逆。資産が増えた今こそ、より冷静に、より堅実に生きたいと考えています。
富裕層という肩書きよりも、「自分の価値観でお金をコントロールできること」にこそ、本当の自由があるのです。
生活レベルを上げないからこそ、資産が守られる
多くの人が資産形成に失敗する理由は、収入が増えると同時に支出も増やしてしまうことです。
これを「ライフスタイルインフレーション」と呼びます。
私が意識してきたのは、どれだけ収入が増えても生活レベルを上げないこと。
外食を控え、贅沢な買い物を避ける。移動は公共交通機関を使い、見栄のための支出はしない。
こうした一見地味な習慣の積み重ねが、結果的に1億円という資産につながりました。
お金を守るには、収入の増加よりも支出のコントロールが重要です。
そしてその支出を抑える行動は、経済的にも精神的にも“自由”を生み出します。
浪費をやめることは、節制ではなく「自分で選択できる人生を手に入れること」だと、私は思っています。
当然、投資による複利の力も資産形成には必要不可欠です。
億り人いになるためにしたことは・・・

富裕層になるために私がしてきたことは、簡単な事です。
節約×収入の最大化×投資
簡単にするとこれだけになります。
・保険は必要最低限、車は買わない、スマホは格安の通信費
・マネーフォワードMEで家計簿をつける
・手取りの半分を貯蓄へ
・低コストのインデックスファンドをネット証券で購入し運用
・新NISAなどの制度を活用
正直これだけ継続すれば、時間の長短はあれど誰でも富裕層になることが可能です。
現代では恐らく富裕層になることのハードルはかなり低く、超富裕層と言われる資産5億円クラスになるのが大変くらいだと感じました。
日本の富裕層と平均層のリアルな差
野村総合研究所の「金融資産ピラミッド」から見る位置づけ
野村総合研究所(NRI)の調査によると、日本の世帯の中で金融資産1億円以上を保有している世帯は全体の約4.8%。
その下には、
・5,000万円〜1億円の「準富裕層(約8.6%)」
・3,000万円〜5,000万円の「アッパーマス層(約13.4%)」
が続きます。
つまり、全体の約7割は金融資産3,000万円未満という現実があります。
こうしてデータで見ると、資産1億円というのは確かに特別な数字です。
しかし、その一方で、富裕層になったからといって突然幸せになるわけではありません。
リスクを抑え、資産を維持し、次の世代へと受け渡すことを意識する――それが、資産を築いた人たちの共通した考え方なのです。
富裕層に共通するのは「自由」を大切にする生き方
興味深いのは、富裕層の多くが非常に質素な生活を送っているという事実です。
車を持たない人も多く、食事や趣味にかける費用も意外なほど控えめ。彼らが重視しているのは「見栄」ではなく「自由」です。
例えば、資産運用をする際も一時的なブームや他人の意見に流されず、自分のルールを持っている。
長期的な視点で投資を行い、無理なリスクを取らない。こうした冷静な判断力は、普段の生活の中で培われたものです。
富裕層が何よりも嫌なのは、お金を失い、自由を失うことです。
富裕層ほど“見た目”にお金をかけない理由
資産が増えると、周囲から「もっと良い車に乗れば?」「ブランド物を買えば?」といった声をかけられることがあります。
しかし、私はそうした提案には興味を持ちません。むしろ「本当に必要か?」と一歩引いて考える癖が身についています。
表面的な贅沢は短期的な満足を与えるかもしれませんが、長期的な安心感は得られません。
富裕層の多くが“見た目”にお金をかけないのは、自分の満足の基準が外部ではなく内部にあるからです。
ブランドではなく「自分が納得できる生き方」こそが、本当のステータス。どこにでもいるような見た目でありながら、内面には確固たる自信と自由を持っている。
それが、富裕層の本質だと思います。
富裕層になっても質素倹約を続ける理由
節約体質は“資産を増やす重要な要素”
収入がどれほど多くても、支出が増えれば資産は増えません。
私がこれまで意識してきたのは、“節約を習慣化する”こと。ポイントは「我慢」ではなく「最適化」です。
欲しいものをすべて我慢するのではなく、本当に価値があるものを見極めて選ぶ。お金を使わないというより、価値があると感じるものにお金を使うことです。
私が価値を感じるお金の使い方は、「経験」です。これは、Die With ZEROにある人生は、経験の積み重ねの合計値であるとする一文に由来します。
私と妻が人生で価値を感じるお金の使い方は、
・旅行へ行く
・美味しい食事をする
・非日常体験できるものへお金を使う
ということです。
この節約体質が、結果的に資産を加速させました。
そして、資産1億円を達成した今も、この体質を変えるつもりはありません。
なぜなら、この生活スタイルこそが、私に自由と安心をもたらしてくれたからです。
普通の暮らしをしつつ必要なところにお金を使う
富裕層になってからお金の不安を大きく減少しました。
それは、富は自動で増えていくことを実感し現状の生活レベルを上げなければ少ない収入でも生きているとわかったからです。
富裕層になっても生活を変えない理由は、「自由」を大切にしているからです。
自由を守るために資産と支出のバランスを考えて生活をしているのです。
自分の人生の主導権を他人に握らせないためにもゆとりある資産と時間は大切な事です。
お金よりも“時間と心の余裕”を大切にする
資産形成を続けてきた結果、今は「お金のために働く」という感覚から解放されました。
しかし、それ以上に大切なのは「時間」と「心の余裕」です。
お金が増えても、時間がなければ本当の豊かさは感じられません。
だからこそ、今後もシンプルな生活を続け、自分のペースで生きることを優先します。
FIREやセミリタイアを目指す人にも伝えたいのは、資産の多さよりも、心のゆとりをどう作るかが重要だということ。
富裕層であるかどうかよりも、毎日を丁寧に生きられることこそが、人生最大の贅沢です。
まとめ

資産1億円を達成しても、私の生活はこれまでと変わりません。
そして、資産の公開は今後することはありません。
資産を公開していたのは、自分のブランディングのためであり本来であれば、身バレや詐欺などの危険性を考慮すると資産公開はすべきではないと考えております。
今後は、資産7,000万円FIREをした元警察官として活動していきたいと思います!
人生は一度きり!右肩上がりでいきましょう!
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