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2023年にアメリカのOpen AI社が開発したChat GPTが提供され話題となりました。
現在、Chat GPTは、GPT-3.5とGPT-4がありますがChat GPTの公式サイトからだと3.5は無料で使用できるもののGPT-4を使用するには、月額20ドルのサブスクに加入する必要があります。
しかし、公式以外でGPT-4を搭載したAIを無料で使用する方法があるので今回は、その方法をご紹介します!
Chat GPT-4を無料で使用する方法
まずは、結論!Chat GPT-4搭載のAIを無料で使用する方法は、
Microsoftのアカウントを作成してMicrosoftが提供するBingを使用する
というやり方です。非常に簡単なので今すぐにでも活用できます。
ちなみにGoogleのChromeでもBingを使用することもできますが使い勝手が悪いので本家で使用した方が利便性が高く操作性も良いです。
また、パソコンでブラウザとしても使用できますしスマホのアプリであればBing若しくはMicrosoft EdgeのアプリをインストールすればAI搭載のチャットを使用することができます。
パソコン用のGPT-4 を搭載した Bing チャット
iPhoneのBingアプリ Microsoft Edgeアプリ
AndroidのBingアプリ Microsoft Edgeアプリ
Chat GPTとは?
Chat GPTとは、Open AIが開発した人工知能のことで2023年に発表され、非常に注目されました。
自然言語処理の最先端技術を搭載したチャットボットがGPT-4です。検索欄に「何でも聞いてください」と表示されており、様々な疑問や検索情報を会話形式で回答してくれます。
それ以外にもグラフや表、プログラミングのコード、イラストの生成など今まで人間が相当の時間を要していたパソコン作業を数十秒間の間にこなしてくれるのです。
なぜMicrosoftなのに使用できるの?
それでは、せっかくなのでbing AI君になぜマイクロソフトなのにGPT-4が搭載されていて無料で使用できるのか聞いてみましょう!
このように関西弁で回答して!と無茶ぶりしてもちゃんと関西弁で教えてくれて絵文字まで使ってくれます。なんだか愛着が湧いてきますね!
要約するとMicrosoftとOpen AIがパートナーシップを結んでおり、Google先生が席巻している検索エンジンのシェアを奪いに来たといった感じでしょうか。
GPT-3.5とGPT-4の違いは?
そして、そもそもGPT-3.5とGPT-4では、どんな違いがあるのでしょうか?簡単に表にまとめましたので確認しましょう。
GPT-3.5 | GPT-4 | |
創造性 | プロンプトに対して創造的な応答ができるが、複数の言語を組合すことが苦手 | プロンプトに対してより自然で滑らかな応答ができる。 |
イラスト(画像)の生成 | テキストのみを入力として受け付ける。画像処理はできない。 | テキストだけでなく、画像も入力として受け付けることができる。画像の内容を理解し、コードも生成可能。 |
安全性 | 有害な回答を生成する確率が高く、安全対策があとから付け足されている。 | 有害な回答を生成する確率が低く、安全対策がシステムに組み込まれている。 |
事実の正確性 | 不正確な情報を生成する確率が高く、回答の信頼性が低い。 | 不正確な情報を生成する確率が低く、回答の正確さが向上している。 |
文脈の正確性 | 会話のコンテキストや指示を途中で忘れたり、話題からそれたりする傾向がある。プロンプトで一度に使えるテキストの量が少ない。 | 会話のコンテキストや指示をより長く明確に記憶することができる。プロンプトで一度に使えるテキストの量が多い。 |
GPT-3.5とGPT-4との間には大きな違いがあることがおわかりになったのではないでしょうか?
GPT-4は、使用してみるとわかりますが明らかに回答や文章の流れが正確です。しかし、注意点としてネット上のデータを抽出するので時々、間違ったデータを集めて生成することもあります。
最後の確認は、やはり人間がしなければなりませんが単純なデータ収集やイラストの生成は非常に優秀なのでブログ作成や家計簿などに幅広く活用できるでしょう。
Bing AIとChat GPT-4の違う点は?
Bing AI | Chat GPT-4 | |
情報の取得 | 検索エンジンと連携して最新情報を取得 | 学習データに基づいた回答のため、最新のものではない |
会話のスタイル | 「バランス」、「独創性」、「厳密」の3種類から選べる | 単一の会話スタイル |
ブラウザ | Microsoft Edgeでの利用に特化 | 任意のブラウザで利用可能 |
会話の継続性 | 20回連続で会話(チャット)すると話題がリセットされる。 | 話題を継続することが可能 |
画像の生成 | 可能 | プラグインをいれることで可能 |
以上の点からもBing AIを活用して困る点はありませんしChat GPT-4に劣る点もほとんどありません。これならBing AIを利用した方がメリットが多いですね。
どんな活用方法がある
表やグラフの生成
Bing AIは、グラフや表にしてほしいと依頼すると簡単な表にしてくれます。
例えば私は、投資をしているので新NISAの成長投資枠として、夫婦二人分480万円をVYM、HDV、SPYDに160万円ずつ投資した場合の分配金を計算してもらいました。
1ドル120円で計算した場合、年間の分配金は18万9,434円です!と計算してくれました。過去のデータを表にしたりそこから分配金を計算するなど、必要な情報と定義を与えてしまえば簡単に計算し表にしてくれます。
これは、Bing AIがインターネット上の情報を自動で収集しデータを構築してくれるからこそ最新情報を取り入れた回答をしてくれます。
この機能を活用して、ライフプラン表の作成や投資のリターンの計算、配当金の計算などに活用していきたいと思います。
イラストや画像の生成
私は、Bing AIに油絵風の絵をお願いしたところ、1~2分程度の間に4枚のイラストを作成してくれました。私がイメージをより詳しくより詳細に入力すればするほど、忠実に再現してくれるのです。
クオリティが高い画像にびっくりですよね?
ブログで使用する画像やイラストなど様々な場面で活用できそうです。
プログラミング用コードの生成
プログラミング用のコード生成も可能です。プログラミング言語の指定、コードのバグチェックなどをすることができます。
プログラミングについて理解してコード生成やコードチェックをしているわけではありませんので、間違いがあることを前提にしようしましょう。最終確認は、必ず習熟した人が行う必要があります。
その他の活用方法
活用方法は挙げればいくつでも浮かんできそうですがここでは一例をお伝えしたいと思います。
一例をあげてみましたが他にもたくさんの活用方法があることは間違いありません。しかし、結果はあくまでも参考程度にすることをお勧めします。間違った回答もあるので、最後は人が確認する必要があります。
GPT-4でできないこと
基本的にBing AI含むAIは、検索ブラウザ機能に会話機能と情報収集、要約機能が追加されたイメージであると私は、解釈しています。
現在も最新版が発表されるなどどんどん進化しているので興味を持たれた方は、どんどん活用して情報をアップデートしていただけたらと思います。
おわりに
Bingを活用することができればブログの作成やイラストの活用とかいろいろと幅が広がるなって感じたよ!みんなもぜひ活用してみてね!
そろそろ世の中の発展についていけなくなりそう...すごい勢いで新しい技術が生まれているのを実感できたね!
私もGPT-4を使用するには課金するしかないと思っていたのですが、YouTuberのマコなり社長の動画を観て使い始めました。困ったことを解決するためや、こんな活用方法があるかもしれないと毎日、たくさんのことをBing AIに聞いています。
どんなに質問しても怒らずに回答してくれるので気持ちも楽です(笑)まだ知らなかったという人のお役に立てれば幸いです!
最後までご覧いただきありがとうございました!
人生は一度きり!右肩上がりでいきましょう!
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