【S&P500最高値更新】それでも「やるべきこと」は変わらない

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【S&P500最高値更新】それでも「やるべきこと」は変わらない

出典元:GoogleのS&P500チャート

ついに、S&P500が過去最高値を更新しました。
何度も歴史的な高値を記録してきたこの指数ですが、今回もまたその“天井”を突破しました。

ニュースでは「史上最高値更新」「米国経済は堅調」といった報道が並び、SNSでも投資クラスタを中心にお祝いムードが広がっています。

でも——私はこう思いました。

「最高値になったんだ。知らなかった。」

もちろん、喜ばしいニュースです。
でも、インデックス投資を実践している人間にとっては、「それがどうした」というくらい、あまりにも当たり前の出来事でもあるのです。

今日は、「最高値更新」の今だからこそ改めて伝えたい、3つの投資の鉄則について書きます。


① 投資は「継続」こそがすべて

まず何よりも伝えたいのは、投資において一番大切なのは「続けること」です。

S&P500が最高値を更新したということは、裏を返せばその間ずっと投資を続けてきた人が報われたということです。

途中で手を止めた人、
暴落時に売ってしまった人、
「やっぱり怖い」とやめた人。

そうした人たちは、この最高値の果実を受け取ることができません。

では、ずっと毎月積み立てていた人はどうか?

暴落も、横ばいも、うんざりするような地合いも、全部通過して、
「気づいたら資産が増えていた」という結果を手にしているのです。

投資は才能の勝負ではなく、習慣の勝負です。
積み立てて、持ち続ける。それだけ。


② インデックス投資は、敗者がいない投資法である

インデックス投資に「敗者はいない」——この言葉には、根拠があります。

インデックス(市場平均)に投資するということは、経済の成長そのものに乗っかっているということ。

S&P500は、アメリカの超優良企業500社の集合体。
つまり、世界中の消費・技術革新・人口増加の恩恵を、まるごと取り込んでいるわけです。

この巨大なエンジンに乗っていれば、短期的に上下しようが、
長期で見れば右肩上がりというのが、歴史が証明している事実です。

  • 世界恐慌(1929年)
  • ドットコムバブル崩壊(2000年)
  • リーマンショック(2008年)
  • コロナショック(2020年)

すべてを乗り越えて、S&P500は今、また最高値を更新しました。
つまり、市場に居続けた者は、誰一人として“敗者”ではないということです。


③ 暴落は怖くない。むしろ“ご褒美”である

「今は最高値だけど、そのうちまた暴落するんでしょ?」
「だから、今は一旦売って、下がったときに買おうかな」
そう思っている方も多いかもしれません。

でも、それは時間の神様に逆らうようなものです。

相場がいつ上がり、いつ下がるかは、誰にもわかりません。
プロの機関投資家ですら、相場の“天井”や“底”を完璧に読むことはできないのです。

それならばどうするか?

下がっても買い続ける。上がっても買い続ける。

これこそが、インデックス投資における“最強の戦略”です。

暴落はむしろ、「セール期間」です。
いつもより安く買えるなら、未来の利益はさらに大きくなる。
つまり、暴落は長期投資家にとって“ご褒美”でしかないのです。


【旧つみたてNISA】運用状況を公開

SBI証券の旧つみたてNISAの運用状況

上記は、旧つみたてNISAを

2020年から2023年までの4年間、年間40万円合計160万円をeMAXIS Slim米国株式に投資をし、2024年、2025年を放置している運用結果になります。

驚くべきことに、資産は+121.38%、含み益1,942,154円、資産合計3,542,153円となっています。

正しい方法で、正しい商品、正しい証券会社で投資をすれば誰でも同じ結果が得られるという素晴らしい内容となっています。

非課税運用が終わる2040年までにこの資産がどれだけ増えていくのか今後が楽しみです。

まとめ:最高値は「ゴール」ではなく「通過点」

S&P500の最高値更新は、嬉しいニュースです。
でも、これはゴールではありません。
むしろ、これからまた何度も**“最高値更新→調整→最高値更新”**を繰り返していく過程の、ほんの一場面に過ぎません。

だから私たち投資家がやるべきことは、変わらない。

  • 毎月、決めた額を淡々と積み立てる
  • 下がっても騒がず、上がっても浮かれず
  • 長期で経済の成長に乗り続ける

それだけでいいのです。

これを読んでいるあなたが、もしも今、投資に迷っていたり、
不安や焦りを感じていたとしても——

大丈夫です。
未来のあなたが「あのときやっていて良かった」と思えるように、今日も淡々と積み立てていきましょう。

そして、次にまた「S&P500が最高値を更新しました」というニュースを聞いたとき、
「おお、またか」と静かに微笑んでいられる自分でありたいですね。

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