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私が読んだおすすめの書籍のご紹介です。
君たちはFIRE後どう生きるか: FIREして人生を変えた男女20人のリアルストーリー 新しい生き方への最高のバイブル:副業/高配当株投資/新NISA/不動産投資など、あなたは何で自由を得ますか?
この本は、20人のFIRE達成者が寄稿してそれぞれのFIRE方法と人生の価値観が書かれています。
FIREやサイドFIREを目指している方であればぜひ一度読んでいただきたい一冊となっており、Amazonレビューや口コミも高い評価を受けている本です。
君たちはFIRE後どう生きるか
寺澤伸洋 (著)がFIRE達成者20人に声をかけて寄稿してもらいFIRE(Financial Independence Retire Early)をなぜ目指したのか、どのように達成したのかなどそれぞれの人生を凝縮した一冊になっています。
Amazonのkindle版であれば2024年5月現在で880円で購入できます。この内容でこの価格なら破格といっていいでしょう。その位中身の濃い本となっており何度も読み直したくなり評判通りの本でした。
ペーパーの価格が2,000円台なので購入はkindle版一択かと思います。
Amazonレビューやクチコミを見ると概ね肯定的なものが多いように感じますが中には、「自分には無理だと否定されたように感じた」や「著者の宣伝」などと書かれているものもありました。
FIRE達成者20人
今回の本に投稿したFIRE達成者の方々は以下の方です。
平野大智さん(だいちさん)、ねこなべさん、T_Tさん(ティーティーさん)、りゅうさん、投資家バクさん、ウィルフリーマンさん、まこさん、ぱすたおさん、じんべいさん、ゆきみずさん、Genki Nishidaさん、ミニマリストゆみにゃんさん、けんさん(田邊健一さん)、秋山よしおさん、YASさん、くっつーさん、智蔵さん、ナズナさん、林原琢磨さん、寺澤伸洋(著者)
YouTuber、ブロガー、X(旧Twitter)等で活躍されている人もいるので投稿者の名前を聞いたことがある人もいることでしょう。
私もXのフォロワーになっているりゅうさんやウィルフリーマンさんが投稿されており、他の投稿者の方々よりも親近感を持って読んでしまいました。
ここに投稿されているFIRE達成者は、人の数だけ手段や方法があることがわかります。
kindle版の本であれば寄稿者の方々のYouTubeチャンネルやブログ、X等に飛べるリンクとなっていますので寄稿者の現在が気になる方がそのままつながれるよう配慮がされています。
寄稿内容
20人の方がそれぞれ下記の内容を寄稿しています!
20人の方々の自己紹介に始まりFIRE時の年齢や資産が記載されているので目指している方の参考になると思います。
また、FIRE後にどのような生活を送り、どのように人生が変化したのかが書かれているので中には共感できない話もありますがそれぞれの人生を感じることができます。
それぞれの人生を感じ、それぞれがどんな思いでFIREを目指し達成したのか・・・読んでいくと「あ~、その気持ちわかるわ~」と共感する内容が多々ありました。
遊ぶように生きる
本書の中では一般的な「働く」のイメージは、
- 毎朝通勤ラッシュの満員電車に詰め込まれて出社
- 日中は上司からのプレッシャーに堪える日々
- 営業のノルマや自身のプロジェクトに追われている
- 夜は遅くまで残業をする
こうした生活を週5日繰り返すことと捉えている人がほとんどだと著者は言います。
これと比べてFIRE達成者は、朝起きて昼から動画編集、不動産からの家賃収入、株の配当金からの収入など
- 会社に時間が縛られないこと
- 好きなときに仕事をする
- 好きなときに仕事を終えて遊びにいき、好きなことをしている
など、まるで遊ぶように生きている人が多いという事実があると言います。多くの方が憧れる生活をしているのがFIRE達成者ですね!
私の個人的な見解は、自分が好きなように生きれるだけのお金がありつつ、自分がやりたい仕事をしながら生きることができれば会社員でもFIREなのではないかと考えます。
著者によるFIREの新しい定義:Restart your life
著者の考えるFI
従来のFIREは、
F=ファイナンシャル(経済的)
I=インディペンデンス(独立・自由)
R=リタイア(退職・離脱)
E=アーリー(早期)
であり、経済的自由と早期退職の造語になります。著者はこのFIとREに分けてそれぞれ再定義しています。
従来のFIは、「年間生活費の25倍の資産」の構築と「4%ルール」の取り崩しですが著者によると金融市場の不安定により現実的ではないと考えました。
著者は、「4%ルールは、地に足がついていない机上の空論である」、「地に足をつけたFIを達成すれば、FIREは可能である」と述べています。
以上から著者はFIについて、
- 安定的に収入が見込める
- 会社に経済的に拘束されない
と定義しています。
私もセミリタイアした経験から安定的な収入が見込めることの重要性を痛感しています。私は現在、配当金が年間80万位であり、それ以外に収入がない状態ですので安定的な収入の構築は重要だと思いました。
著者の考えるRE
そして、REについてを早期退職ではなく、
- Restart your life(2度目の人生のリスタート)
と捉えようと伝えています。
この言葉には「なるほど!上手い!」と私も思わず納得してしまいました。組織を退くということではなく第二の人生の始まりなのだと筆者は言うのです。
FIREしてからが自分の第二の人生と考えることのポジティブさや前向きな思考が非常に素敵だなと感じました。
また、この柔軟な考え方やクリエイティブな発想は著者が常にトライ&エラーを繰り返している人なのではないかと想像してしまいました。
また今回、投稿した多くの方々は、自分自身が商品であり、価値のある存在までブランディングされている方々が多いように感じました。
クリエイター、コメンテーター、コンサルタントなど自分自身の価値を高めた結果、FIREに踏み切ることができた人達であると感じました。
ぜひ皆さんにも一度、君たちはFIRE後どう生きるか: FIREして人生を変えた男女20人のリアルストーリー 新しい生き方への最高のバイブル:副業/高配当株投資/新NISA/不動産投資など、あなたは何で自由を得ますか?を読んでいただきたいと紹介させていただきました!
おわりに
私もセミリタイア経験者として、非常に勉強になる内容であり読んでいてわくわくしました。
それぞれがそれぞれの方法でセミリタイアを達成した過程を読んでいると本当に仲間意識が勝手に湧いてきました(笑)
まだ読んだことがない方は是非、一度読んでみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございました!
人生は一度きり!右肩上がりでいきましょう!
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