ご訪問いただきありがとうございます。
2024年10月にセミリタイアを決行し8ヶ月が経過しました。
そんな私の経験からセミリタイア生活で感じた「なんとなく不安」なことについて今回はご紹介したいと思います。
実際にセミリタイアを経験するのと想像しているのとでは、大きな違いがたくさんあることに気が付くことができました。
これからセミリタイアやFIREを考えている人の参考になると思いますのでご覧いただけたらと思います。
セミリタイア生活で感じた「なんとなく不安」
セミリタイア生活を続けて8ヶ月・・・大きなストレスもなく平和な毎日を過ごしています。
資産も相場のおかげで労働を一切していないにもかかわらず、緩やかに増加しています。
それなのに普段生活をしていて、なんとなく不安を感じることがあります。
今回は、そんな「なんとなく」感じる不安の正体についてお話ししたいと思います。
「なんとなく不安」を感じることとは・・・
仕事をしていた時は朝の5時半に起床し就業時間の1時間半前には出勤する日々でダラダラすることは、悪いことだと思っていた節もありました。
しかし、セミリタイア生活に慣れてしまうとダラダラと毎日、夜更かしして朝の9時前後まで寝るという毎日の繰り返しになっています。
このような生活が続くと「なんとなく」このままでいいのだろうか・・・と言った不安や手持ちの現金が減っていくのが辛いな・・・と不安が時々、迫ってきます。
そして、このような不安の正体がなんなのか、どうやったら解消されるのかを考えてみました。
結果的に私の感じていた不安は、
「将来」
に対することだったとわかりました。
ちなみに妻に話を聞くと妻はまったく不安を感じていないといつも話してくれます。
私はまだ資産もあるしそんなに焦って仕事をしなくてもいいかなと!
夫が不安を感じる部分がわかりますが心配性な性格なのだと思っています(笑)
妻のポジティブな発言は、私のように心配性な人間には心強く私自身も前向きになれるので妻にはいつも感謝しています。
将来への漠然とした不安
私が感じた「なんとなく」の正体は、
「将来」このままでいいのかな?
「将来」どうなってしまうのかな?という漠然とした不安でした。
そして、将来が不安であることの理由をさらに深堀して考えたところ、
- 現金が減っていくこと
- 安定した収入がないこと
- 今の生活レベルを維持したい
という思いがあることに気が付きました。
現金が減っていくこと
現金が減っていくことに非常にストレスと不安を感じています。
特に6月に住民税の支払いや国民健康保険の納付など税金関係の支払いが送られその金額を確認したところ、昨年の収入に対してのの納付額なので金額にびっくりしてしまいました。
そして、現金が減ることへの恐怖から仕事をしないと!とまた焦る自分がいました。
セミリタイアは、時間がある故に余計なことを考えてしまう時間が多いとも感じています。
安定した収入がないこと
株の配当金が入ってくる以外に安定した収入がないこともストレスの1つでした。
現金が減っていくことと連動しており、収入がないから不安であり、現金も減り不安になるという繰り返しですね。
来月から転職先で仕事を開始するので概ねの不安は解消されますがセミリタイアを継続していた私からすると仕事を始めることも不安になってしまいます。
しかし、転職経験がないことや民間での仕事の経験がないのでその部分では新しいチャレンジだと思い頑張ってみようと思います。
今の生活レベルを維持したい
現在、夫婦二人で月に約30万円の生活費で暮らしています。
この状況を維持したいと思うと今のままではダメだと不安になりました。
そして、まだお互い子供ができる可能性もあるので子供ができた時にどうするのか問題も考えるようになりました。
金融資産の増加を待ちつつ、自分自身も労働により収入を得る必要があると最近感じ始め、今まで以上にセミリタイア生活を強固なものにするためもう一度、労働することを決めました。
セミリタイアへの不安を減らす準備4選
ここからは、そんな勢いでセミリタイアしてしまった私の失敗談から、どうしたらセミリタイアを不安なく充実したものにできるのかを考えてみました。
これからセミリタイアする人で私のように心配性な性格の人ならぜひ実行していただきたいと思います。
ほとんどが当たり前のことを言っているだけのようですが意外とこれができずに退職する人が大半だと思います。
重要なので何度も言いますがセミリタイアする準備を念入りに計画して実行すればセミリタイア生活での不安やストレスを感じず充実した人生を送れます。
準備を念入りにしてセミリタイアへ突入しましょう。
計画的に退職する
私自身は、人事異動を機にもう辞めようと突発的に退職を決断してしまいました。
そのため、シミュレーションしていたよりも少ない資産で退職することになりました。
また、次の仕事を決めていなかったりなど準備不足だったなと感じています。
特に退職後に国民健康保険と年金、住民税を支払うことになるのですが前年の給与で決定されるため、翌年の6月に送られてくる納付書に心をエグられました。
次の仕事についてアルバイトやパートでの労働収入や副業してきた人であればマイクロ法人を設立するなどして節税対策をすることも重要だと思いました。
現金を多めに保有しておく
当面の生活費や保険料や住民税の納付があり、これがバカになりません。
ちなみに我が家の今年の国民健康保険料は月で44,000円にもなります。
これに年金が16,500円、住民税が月に約20,000円近く掛かります。
これらの支払いを考えて現金を多めに保有しておくことが不安やストレスのないセミリタイア生活を送る秘訣ですね。
何かしらで収入を得る準備をする
いきなり無職になるよりもアルバイトやパート、個人事業主など、なんでもいいので、少ないながらも収入を得る生活を心がける方がメリハリのあるセミリタイア生活を送れると思います。
せっかく仕事を辞めたのだからと私も妻も無職生活を満喫していましたがそうすると段々、働く気力が無くなってきてしまうのです。
また、副業などのサイドビジネスで事業所得を育ててこなかったこともあり、セミリタイアには収入を得る手段を確立しておくと精神的に楽にセミリタイアに移行できると感じました。
先ほどの税金などの支払いもあるので退職後に少しでいいので収入が得られるような準備をおススメします。
目標を持つ
セミリタイア生活で何がしたいのかを明確にしておくと良いでしょう。
それが毎日、ダラダラするでも、旅行三昧の生活をするでも良いと思います。
目的もなくセミリタイアしてしまうとせっかくのセミリタイア生活が無駄になってしまいます。
私達夫婦は、転職と移住で一旦、生活と資産を立て直したいと考えています。
そして、私が45歳になる頃に資産1億円以上と世界一周クルーズ旅行を達成することを目標にもう一度、頑張ることにしました。
セミリタイア生活は楽しい
ここまでセミリタイア生活での不安を伝えてきましたが、普段は楽しく生活をしています。
ブログを書いたり、妻と食事をしたり散歩したりと私にとって非常に充実しています。
この生活を続けたくて今回、セミリタイアの見直しを考えました。
また、セミリタイアは人それぞれなので、夜更かしして朝ゆっくり起きることがセミリタイアの醍醐味の1つだと思います。
一度、セミリタイア生活を経験してしまうと今までの生活に戻ることはできないのではないかと思うほどです(笑)
おわりに
今回は、私の感じた将来への不安とセミリタイアでの失敗をブログにしました。
セミリタイアを目指している人達に少しでも楽しいセミリタイア生活を過ごしてもらいたいと思い、少しでもこの経験が力になればと思います。
改めてすべてが自分の思い通りにならないなと痛感しつつ、計画を見直したり、立て直したりしてと自分の人生のポートフォリオをより強くしていこうと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました!
人生は一度きり!右肩上がりでいきましょう!
コメント