暴落が来た時の心構え

投資
記事内に広告が含まれています。

ご訪問いただきありがとうございます。

2024年8月5日に日本株は、大幅下落をしサーキットブレーキまで発動する事態となり、市場はちょっとしたパニック状態に陥りました。

投資を長く続ければ続けるほど、このような下落局面は度々、経験することになりますが新NISAが始まった1年目でこのような暴落が起こると投資を始めたばかりの方は、恐くなって、狼狽売りをしても仕方ありません。

では、このような暴落時には投資家としてどのような対応をすればいいのでしょうか?

今回はそんな、投資を始めて日が浅い方に向けて暴落時の対応や心構えについてご紹介したいと思います。

gantaro1985

はじめまして!ミニマリストがん太郎です。
・新卒で勤めた警察官を2023年に退職
・節約家×本業共働き×投資で貯めた資産7,000万円
・私(もうすぐ40代)と妻とのセミリタイア生活を発信
・資産を貯めた方法やミニマリスト生活など発信
・現在は、名古屋へ移住しセカンドライフ開始
𝕏(旧Twitter)も運用していますのでフォローもよろしくお願いします!

gantaro1985をフォローする

暴落が来た時の心構え

暴落時の投資家としての対応
  • 絶対に売らない(強力な握力でガチホールド)
  • 株価を見ない
  • SNSやYouTubeの煽り投稿や煽りサムネに翻弄されない

絶対に売らない(強力な握力でガチホールド)

暴落しようが暴騰しようが長期投資を大前提にしている人は、

絶対に売ってはいけません!!

どんなに長い暴落も永遠に続くことはありません。過去の暴落から回復までに要した年数は、平均で5年です。長期投資を前提にしているのであれば5年間、持ち続けて買い増ししていくことは安い時期に買える絶好の買い場と捉えることができます。

そして、特にアメリカ市場は暴落の度に最高値を更新し続け、右肩上がりのチャートを形成し続けているという事実があります。

 ピークの年下落率回復の年回復までの年数
米国株式1929年-83%1945年15年
1946年-22%1949年3年
1961年-22%1963年2年
1968年-29%1971年3年
1972年-43%1976年4年
1987年-30%1989年2年
2000年-45%2006年6年
2007年-50%2020年5年
日本株式1953年-26%1955年2年
1961年-26%1963年2年
1963年-21%1965年2年
1973年-32%1976年3年
1989年-69%2021年32年
出典元:マイインデックスHP

上記の表のように暴落も永遠ではありません。新NISAから投資を始めた人であればアメリカのS&P500か全世界株式(オールカントリー)通称オルカンを購入している人が大半だと思います。

そのような場合は、どんなに長くても5年で暴落を脱します。特にここ最近あったコロナでの暴落も5年も経たずして株価は回復しました。

株価を見ない

下落相場でやりがちなのは、何度も証券口座をのぞき込み自分の資産がどんどん減っていく状態を見ることです。これ程、健全ではない行為はありません。下がる資産をみていれば誰でも狼狽売りしたくなるものです。

こんな時は、証券口座や市場、アプリをそっと閉じて目の前のことに集中しましょう。下落時にやることは、株価をチェックすることでも目減りする資産を見ることでもありません。

こんな時に私達がすべきことは、ひたすら収入を増やして株を買い続けていくだけなのです。

SNSやYouTubeの煽り投稿や煽りサムネに翻弄されない

インフルエンサーやどこの誰とも知らない人のアカウント、再生数を稼ぐための煽り動画に翻弄されてはいけません。

大切なのは、ただ無心に株を買いましていくことだけです。まさにJUST KEEP BUYINGという本の題名通り、相場に居続けて買い増していくだけです。

暴落したから、一度売りました・・・暴落したので定期買付を停止しました・・・というポストをXに投稿している人を見かけましたが勿体ない!の一言です。

名著敗者のゲームに書かれている「稲妻の輝く瞬間に相場に居合わせよ」という格言があるように75年間のうち数日しかない株の上昇時期を逃すと

S&P500で1980~2016年の間のリターンは11.4%のところ、ベスト20日を逃した場合は7.7%に低下しベスト10日を逃した場合は9.2%に低下

するという歴史があります。

つまり・・・どんな時も暴落しても株を持ち続けただひたすら株を買い続けていくことが正解なのです。

世界はインフレの歴史であることを忘れるな

出典:『株式投資第4版』(ジェレミー・シーゲル/日経BP出版)

ジェレミー・シーゲル氏の株式投資 第4版の中で、過去200年で株式は、1ドルが約60万倍にまで価値が高くなったものの逆に1ドルそのものの価値は、0.07ドルにまで価値が低下したことが表されています。

昭和の時代の初任給と今の初任給の桁が違うことを聞くと世界がインフレの歴史であることがわかると思います。最近でも値上げが続く経済を見ていればわかると思います。

つまりは、現金を長期で持ち続けるとその価値は目減りしていくということなのです。逆に長期的には、株式は価値を上げ続けることが過去200年の歴史で証明しています。

つまりは、現金だけを保有していても長期的には価値が減り続けます。株式を保有すれば短期的には下落もありますが長期的には、その価値は成長します。だから投資を途中で辞めないように上のグラフを覚えておきましょう!

FACTに基づいた行動をしよう

FACTとは、事実と訳されます。人間は、感情の生き物なのでしばしば不合理な行動をしてしまいがちです。

また、日々の悲観的なニュースを見ては世界は、悪い方向へ進んでいると思い込みがちです。しかし、実際は世界は良い方向へ進んでおり、経済は成長しているのです。

それを数値やデータで表した本がFACTFULNESS(ファクトフルネス)に書かれています。

私は、この本を読んで

→世界は成長し続けている

→今後も世界経済は成長し続ける

→株を買い経済の成長の恩恵を受ける

という結論に至りました。何度も言いますが株を買うという事は世界の成長に賭けるという行為であり、それを信じるなら売る時は、本当に使うときだけで後は買い続けるだけなのです。

おわりに

今回の下落で私自身は、仕事を始めたばかりで株価を見ることができませんでした。しかし、1343NFJ-REITを20株ほど指値で入れていたところ、ほぼ底値で購入することができました。

暴落がどの位長引くのかわかりませんでしたがコロナ下落の経験から下落してもすぐに回復してしまう可能性があることも考えてちょっとずつ購入しようと考えていました。

投資経験が長くなるとたまにはこういう海馬のチャンスを掴むことができるようになるので、とにかく投資を継続することが重要です。もちろん手数料の低い優良なインデックス投資をしていることが大前提となります。

投資は自己責任で!最後までご覧いただきありがとうございました!

人生は一度きり!右肩上がりでいきましょう!

コメント