【楽天証券から楽天SCHD登場】楽天・高配当株式・米国ファンドの特徴と魅力を解説

投資
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2024年9月27日から楽天証券から国内唯一の高配当米国ファンドが登場します。商品名は、楽天・高配当株式・米国ファンドという名称です。

米国では、SCHDというティッカーのETFとして、売買が可能ですが、日本では楽天証券の投資信託のみで購入することができます。

シュワプ米国配当株式ETF(SCHD)に投資できる楽天・高配当株式・米国ファンドとは一体どんな商品なのか紹介したいと思います。

ここからは、本家SCHDと楽天SCHDと分けて呼んでいきたいと思います!

gantaro1985

はじめまして!ミニマリストがん太郎です。
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ポイント:出典楽天証券サイト
  • 「シュワブ米国配当株式ETF(SCHD)」への投資が可能な投資信託
  • 本家SCHDは米国の高配当利回り銘柄で構成され、配当収益の確保や中長期的な値上がりを目指す
  • 年4回決算をおこない、原則3か月ごとの分配を目指します(2月、5月、8月、11月決算)
  • NISA成長投資枠の対象(2024年9月27日(金)午前中から販売開始)

シュワプ米国配当株式ETFとその特徴

出典:Google Finance

こちらの商品は、もちろん新NISAの成長投資枠購入することが可能です。また、日本では、購入することができなかった本家SCHDに投資できる投資信託となっています。(つみたて投資枠での購入はできません。)

上記のチャートからもわかるとおり、登場来から右肩上がりのチャートとなっていることがわかりますね。このことからも本家SCHDの実力を見ることができます。

それでは、アメリカで購入できる本家のシュワプ米国配当株式ETF(SCHD)ってどんなファンドなの?こちらを確認していきましょう。

Schwab US Dividend Equity ETF(ティッカーSCHD)

本家SCHDの特徴
  • 高配当利: 本家SCHDは、安定した配当を提供する企業に投資しており、直近の配当利回りは約3.31%
  • 低経費率: 経費率は0.06%と非常に低く、コストパフォーマンスが高い
  • 高い増配率: 配当の増加率が高く、長期的な資産形成に適している(12年連続増配)
  • ファンダメンタルズ重視: 投資対象は、少なくとも10年連続で配当を支払っている企業で、時価総額や取引量が一定規模以上のもの

ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックスに連動した投資成果を目指すのがこのSchwab US Dividend Equity ETF(ティッカーSCHD)になります。

商品の登場から13年が経過し、投資総額が約450億ドルを運用している大きなファンドとなっていることからもその人気と実力がわかります。しかも12年連続増配なので、毎年増配しているということになりますね!

「ダウ・ジョーンズUSディビデンド100インデックス」は米Dow Jones社が提供する米国の配当利回りの高い100銘柄で構成された指数となっています。100社に投資という事は、広く分散もされている投資商品であることがわかります。

運用総額は、約450億ドルとどんでもない金額を運用しており、経費率も低く、高配当ETFとして、非常に優良な商品となっています。日本で購入できないのが残念ですね。

それでは、次に楽天・高配当株式・米国ファンドを見ていきましょう。

楽天・高配当株式・米国ファンド

楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型):楽天証券
「シュワブ米国配当株式ETF(SCHD)」への投資が可能な投資信託です。

基本的な運用は、本家SCHDと変わりませんが投資信託として購入するため、手数料や配当利回りが変わってきます。

  • 購入時手数料はなし
  • 信託報酬手数料は、0.192%とやや高め
  • 年4回の分配金(2月、5月、8月、11月決算)
  • 為替ヘッジなし

となっています。この商品は、新NISAの成長投資枠で購入できるため、米国ETFのように米国国内課税10%が調整された金額が分配されるというメリットがあります。

信託報酬手数料は、eMAXIS slimオールカントリーだと0.05775%となっており、約0.14%以上高くなります。しかし、インデックスファンドと高配当ファンドでは、どうしても高配当の信託報酬手数料が高くなる傾向にありますので、他の高配当ファンドと比較してみましょう。

SBI証券でのみ購入できるSBI・V米国高配当株式インデックスファンドは、信託報酬手数料が0.1238%となっていますので、楽天SCHDの方がやや高くなっています。この商品は、米国高配当ETFのVYMに連動するファンドとなっており、恐ら分配金利回りは、楽天SCHDの方が利回りは高くなると予想されますので、この信託報酬手数料の差をどのように考えるのかが1つのポイントになるかと思います。

楽天SCHDがどの位の利回りになるかが気になるところですが、恐らく直近の分配利回りから3.5%前後と予想されています。

楽天証券ユーザーなら「あり」な商品

がん太郎視点の楽天SCHD
  • キャピタル(値上がり)とインカム(分配)の両方狙えるバランスの良い商品
  • 二重課税の調整がされているため、新NISAとの相性が良い
  • 分配金を円で受け取れる(本家SCHDであれば、ドルでの受取りになると思われる)
  • 信託報酬手数料がやや高めなのが気になるところ
  • 楽天証券でしか買えないのが残念

私自身は、SBI証券をメインに使用しているため、今回の楽天・高配当株式・米国ファンドは購入できません。しかし、もし私が楽天証券をメインにしていたら購入しているだろうと思います。

可能なら本家のSCHD ETFを購入したいところです。購入しているVYM、HDV、SPYDと共に優良な米国高配当ETFの一角と言えるでしょう。

信託報酬手数料がeMAXIS SLIMシリーズと比べてしまうとやや高く感じてしまいますが、それでもこの手数料で高配当投資(アクティブファンド投資)ができるなら許容範囲だと思います。

私自身は、もし、本家ETFで買えるようになったらぜひとも購入したいと考えています。

楽天SCHDは、隠れコストや分配利回りがどうなるのかなどが不明なため、今後も新しい情報が入り次第、更新していきたいと思います。

おわりに

楽天証券とSBI証券という2大ネット証券会社がユーザー目線で魅力的な商品をたくさんラインナップしてきてくれるおかげで使う側は目移りしてしまいますね!

新しい商品は、魅力的に映るものですが自分が信じる投資スタイルを貫くことも大切な事です!

ぜひこういった新しい商品を購入する際は、よく検討して自分の目指す資産運用に相違がないかなど慎重に考えて購入していきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました!

人生は一度きり!右肩上がりでいきましょう!

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