【SBI・SCHD登場】SBI・S・米国高配当株式ファンドの特徴と楽天SCHDとの比較

投資
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ついにSBI証券からもSCHDに投資するSBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)が登場しました。

楽天証券から登場していた大人気のSCHDですが、やはりSBI証券も負けじとファンドを出してきましたね。

当初申し込み日2024年12月6日から19日、設定日は、2024年12月20日からとなっており、楽天SCHDよりも信託報酬が低く人気のファンドとなることは間違いないでしょう。

このSBI・SCHDが楽天SCHDと比較して、どこに違いがあるのか、楽天SCHDより優れた点があるのかを確認したいと思います。

gantaro1985

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SBI・S・米港高配当株式ファンド(年4回決算型)通称:SBI・SCHD

SBIアセットの米国高配当・増配株式(年4回決算型)ファンド第4弾『SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)』(愛称:S・米国高配当株式100)の募集・設定のお知らせ(SBIグローバルアセットマネジメント)|ニュースリリース|SBIホールディングス

SBI・SCHDの特徴

このブログの結論
  • SBI証券ユーザーが待ち望んだ商品の登場
  • 配当利回り3.51%の高配当ファンド
  • 年成長率は13%と「分配利回り」と「値上がり益」の双方のバランスが取れたファンド
  • 信託報酬年0.1238%と楽天SCHDの年0.192%よりも低コスト
  • 新NISAでの再投資型と分配型のコース変更が自由に行える

以上が結論になります。

SCHDは、正式名称をシュワブ・米国配当株式ETFと言いダウ・ジョーンズUSディヴィデンド100インデックスという指数に連動したETFです。

SBI・S・米国高配当株式ファンドの「S」は、シュワプからとってきたそうです。

この指数の選定基準が、

10年連続配当、時価総額が5億ドル以上かつ

  1. キャッシュフロー・総負債比率
  2. ROE(自己資本利益率)
  3. 配当利回り
  4. 過去5年間の配当成長率

となっています。

財務優良な健康優良体の企業を選別して投資をしてまっせということになり、12年連続増配を継続中の超優良ファンドとなっています。

なぜ注目されているのか

日本では、直接ETFとして購入することができませんでしたが、2024年9月末から楽天証券で楽天SCHDが販売され非常に注目となりました。

販売から約1か月で運用資産100億円(2024年11月20日現在は、約700億円)を達成した大人気商品となり、現在も順調に運用資産を拡大しています。

しかし、こちらの楽天SCHDは、楽天証券でしか購入できず、ネット証券二大巨頭の一角SBI証券ユーザーにとっては、SBI証券からファンドの登場を待っている状態でした。

そして、ついに2024年11月20日、SBI証券からSBI・S・米国高配当株式ファンド(通称:SBI・SCHD)の発表がありました。

SBIグローバルアセットマネジメント株式会社によるSBI・SCHD解説動画

SBI・SCHDと楽天SCHDの比較

SBI・SCHD楽天SCHD
設定日2024年12月20日2024年9月27日
予想配当利回り3.5%前後3.5%前後
NISA運用成長投資枠成長投資枠
連動指数SCHDSCHD
信託報酬0.1238%0.192%
配当月3・6・9・12月(各19日)2・5・8・11月(各25日)
分配型と再投資型のコース選択NISA口座も特定口座も自由に変更可特定口座は、変更可
投信保有ポイント継続的にあり(予想0.022%付与)実質なし

同じ指数に投資するファンドなので、ほとんど差異がないように思われますが、なんと信託報酬手数料が楽天SCHDよりもSBI・SCHDの方が低く抑えられており、その差0.0682%となっております。

なんと約35%も手数料が安いという結果になっており、SBI・SCHDが優勢です。

また、分配型と再投資型のコース選択においては、SBI・SCHDは、NISA口座でも特定口座でも自由に変更が可能となっており、自由度の高い設定となっています。

楽天SCHDは、特定口座のみで変更が自由にできる設定となっており、こちらもSBI・SCHDが優れていると言えるでしょう。

そして、配当月が楽天とSBIで1か月ずつズレている点もちょっとした違いでしょう。

また、注意点ですがSBI・SCHDの初回分配金は、2025年6月となっているため、2025年3月には分配金はない点については注意しておきましょう。

おまけ部分ですが、投信保有ポイントもSBI証券が継続的にもらえるに対して、楽天証券は、保有額達成時やポイントがもらえる商品が限定されているため、SBI証券の方がやや有利な点と言えます。

SBI証券の投信マイレージサービスポイントは、他のSBI・VYMなどの商品から予想すると0.022%になると考えられます。このポイントにより、実質的にコストがさらに低下するため、楽天証券との差別化が大きくなりますね。

おわりに

出典:Google

ご覧のとおり、本家SCHDは、キレイな右肩上がりのチャートを形成しています。これまでは、楽天証券ユーザーのみが投資できたSCHDにSBI証券も加わり非常にありがたいことだと感じます。

SBI・SCHDは、楽天SCHDと比較して、信託報酬手数料が安く、コース変更が自由にでき、投信保有ポイントももらえるという点で、優れていると言えるでしょう。

しかし、楽天証券も同様に改善や変更を加え、よりよい商品にしていってくれると思うので、今後に期待したいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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