セミリタイア生活も5か月目に突入。最近は、新NISAの成長投資枠で【1343】NF J-REITの購入を進めています。
背景に2024年3月現在、日経平均株価が好調で最高値を更新している反面、REIT全体が不調で下落続き。そして、高配当化していることからアセットアロケーションに組み込むことにしました。
このブログを読むと東証REIT指数ETFの一つであるNF-JREITの特徴やメリット・デメリットについて理解できます。投資をされている方のポートフォリオのヒントになる内容となっていますので。ぜひ最後までご覧ください。
REIT(リート)は、「Real Estate Investment Trust」の頭文字をとったもので、不動産投資信託のことです。日本の不動産を対象にしたものはJAPANのJを付けて、J-REITと呼びます。
【1343】NF J-REITとは
ETF(Exchange Traded Funds)とは、日経平均やTOPIXなど、特定の指標と連動した上場投資信託などのことを言います。特徴として、投資信託と違いリアルタイムでの売買が可能な点が挙げられます。
特徴
幅広い不動産への分散投資
この投信は、東証REIT指数に採用されている銘柄または採用が決定された銘柄の不動産投資信託証券にのみ投資します。これにより、複数の不動産に分散して投資を行うことができ、リスクを低減できます。2024年現在は、59銘柄に投資をしており、非常に分散されている印象です。
低い投資額から参加可能
NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信は、10口から投資できます。初心者からベテランまで、幅広い投資家に適しています。
時価総額構成比率による運用(インデクッス運用)
信託財産中に占める個別銘柄の口数の比率を、東証REIT指数における個別銘柄の時価総額構成比率から算出される口数の比率に相当する比率に維持することを目的として運用されています。
高い流動性
東京証券取引所に上場しているため、売却したい時には市場の取引価格ですぐに売ることができます。即座に換金できるので、投資家のニーズに合った柔軟な運用が可能です。
年に4回の分配
毎年2月、5月、8月、11月の各10日に分配金が支払われます。
分配利回りと信託報酬手数料
↑上記から現在の株価等を確認できます。
分配利回りは、2024年3月現在では、4.26%と高利回りとなっています。また、信託報酬手数料は、年0.1705%(税抜年0.155%)と比較的低い手数料となっているので高配当投資家からも人気のある商品です。
REITが高利回りとなり購入の対象になった
上記は、ここ2年の1343NF J-REITの株価推移です。ダラダラと右肩下がりになっているのがわかります。
日経平均株価がバブル期の最高値を更新し絶好調の最中、保有する高配当株も非常に高値推移となっています。逆に言うと高配当株が減少しており、新NISAの成長投資枠で購入したい銘柄が減少しています。
しかし、この好調な株価とは逆にREIT市場全体が下落傾向継続。NF J-REITは、分配利回り4.26%前後と高配当となりました。
そこで、今まで購入していなかった不動産関連の株を購入しアセットアロケーションの調整のため、REITのETFを購入しました。
個別の銘柄ではなくなぜETFで購入したのか・・・以下のような理由があります。
REITのETFは、収益の90%を分配金として、還元してくれます。
不動産会社が法人税を圧縮するために分配金に回してくれるので高配当となりやすいのです。
アセットアロケーションにおけるREITの割合は10%以下
REITが占める市場は、株式市場全体の3%前後です。成長性の観点からもREITの保有は、アセットアロケーションの10%以下に抑えておくとバランスとしては、最適といわれています。REITに特化してしまうと自然災害や人口、金利に大きな影響を受けるセクターなのであくまでも
高配当利回りかつ購入タイミングが悪くない
という理由から少額ずつ購入しています。
おわりに
日本株もアメリカ株も最高値を更新し資産を保有している方は、その恩恵を受けているのではないでしょうか?投資は早くから始めるに越したことはありませんが、悲観せず楽観せずに淡々と自分のルールに従い投資をしていきましょう。
人生は一度きり!右肩上がりでいきましょう!
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