私と妻は、資産7,000万円でセミリタイアしました。私たちがなぜセミリタイアを目指し、なぜセミリタイアを決断したのかその理由ついてお話したいと思います。
私は綺麗な辞め方をすることができず、円満退職とまではいかなかったので職場の方々にはとても迷惑をかけたと思いますが後悔はまったくありません。
セミリタイアを目指した理由
セミリタイアって、すごく魅力的なキーワードだよね
でも正直、僕は最後、職場を逃げるように辞めたんだよね
そうかもしれないけどあのまま仕事を続けていたら心も体も壊れていたかもしれないから辞めてよかったと思っているよ。
ありがとう。
一人では決断できなかったけど二人だから勇気が湧いたんだよね！
FIREとの出会い
私と妻は、公務員として勤務していました。世間でいえば安定していて信頼のある仕事だと思います。それは今でもその通りだと思います。しかし、私は、妻と出会う２年前に少しミスをしてしまいました。
私ではなく一緒にいた同僚のミスでした。そのミスがきっかけで職場の同僚らの偏見の眼差しや態度の変化にさらされました。もちろん私を知っている人は、いつもと変わらずに接してくれましたが仕事を辞めようと考えたり転職しようと考えました。
ところが、その時初めて気づいた自分の置かれている現実に気が付きました。私は、
この仕事を辞めたら生きていく手段がない
ということでした。
公務員という肩書があればなんの不自由もなく60歳まで生きていけると思っていました。しかし、逆に自分は今の仕事がなければ生活もままならないほど弱いのだと痛感し不安でたまらなくなりました。
そのような時に色々な生き方を模索している中でYouTubeの動画でFIREという生き方をぽんちよさんというYouTuberの動画で知ることができました。
私は、食い入るようにFIREについて勉強しました。さらに勉強していく中でリベラルアーツ大学の両学長の動画を知り、通勤時間にリベ大を観るのが楽しみになりました。
貯蓄率を高め資産運用を加速させ保険の解約やインデックス投資への運用比率を高めました。その最中、ミニマリストという生き方を知ることが出来てさらに節約が加速し投資が加速していきました。
↑私が共感したFIRE本
FIREが加速したきっかけ
FIREが加速した理由の大きな要因として価値観の合うパートナーと出会えたことにあります。私は、結婚式などにお金を使いたくない、お金は経験に使いたいという意見に賛同し、早期退職について偏見なく目指してくれた今の妻がいるおかげでFIREが加速していきました。
同じ職場の部下として勤務していた妻とふとしたきっかけで付き合うことになり早い段階でFIREについて話しました。妻も、「目指したい」と言ってくれたため、同じ価値観の元、これまで資産形成しながら生活してきました。
妻は、相続で2,000万円近いお金を保有するものの使い道がなく塩漬け状態の現金がありました。
それまでは、現金を使うことに気が引けていたそですがインデックス投資で分配金を得ながら資産が増加する話をしたところ、これならお金を使いたいと生きガネとして使うことを決めてくれました。
ここからは、２馬力で資産を増加させ、元からお互いにアッパーマス層だったことから二人で準富裕層になることができました。
セミリタイアを決断した理由
2023年10月に退職をすると決断しました。本当に急で職場でもかなり大事になりました。
その年の９月に人事異動して、異動先の雰囲気や仕事が合わず、「もう嫌だな。なんでこんな思いしてまで仕事しているんだろうか。これが後、何年も続くのか」と思ってしまい、精神的にも体力的にも辛く感じるようになりました。
そして、妻に「資産もある程度あるし、もう辞めようと思うんだけど、どうだろう」と相談したところ、妻は背中をそっと押してくれました。
私は、妻に心を救われ、安心して退職することを上司に報告し現在に至りました。私が退職すると同時期に妻も退職を決意し二人でセミリタイアすることを決断しました。結果的に仕事を急遽辞めることになり社会人としては、本当に失格だと思います。
あの時の夫は、本当に辛そうで見てられなかったし苦しそうだったなぁ。
セミリタイア後について
かなり、急な早期退職を決断しましたが資産は当時、二人で7,000万円ありましたので数年間は、無職でもなんとかなるなと思っていました。
これに退職金が入るので、生活には当面困らないだろうと考え今後のことは、ゆっくり考えてまずは旅行でもしようと二人で話し合っています。
とりあえず、私たちは副業や事業収入がまったくないのでバリスタFIREとして二人で月に20万円ほど稼いで生活費に充てていこうかと話しています。
アルバイトでもパートでも構いませんが一人月に10万円稼ぐだけならそんなに大変ではないと思います。セミリタイアがどんなものになるのかまだわかりませんが今後もブログでお伝えしていけたらと思います。
おわりに
セミリタイアを決断する時に自分に対する言い訳や自分への情けなさを感じながら、何が正解なのかわからない状態でした。自問自答してもスマホを眺めても不安は消えず、退職を決めた後もずっと不安は消えませんでした。
しかし、退職をする自分への言い訳として、「いつかFIREしようと考えてきたけどそれっていつなんだろうか。自分で決めるしかないんだよな。もしかしたらそれって今なんじゃないか？」と気持ちを奮い立たせました。
そして、今回異動がなければ恐らく漫然と私は仕事を続けていたかもしれませんし一生、セミリタイアとは無縁だったかもしれません。一度しかない人生を楽しむために私はセミリタイアを選択しました。
人生は右肩上がり！楽しく生きましょう！
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